フランスに来てから、物価は高く、アジア系食品はさらに高く、いろんなものを手作りするようになった。大体日本の食品は3倍〜10倍の値段で売っていると思ってもらえればよろしいです。
渡航前はなんだかんだパスタとかパンとか好きだしなんとかなるだろと思っていたものの、「選択をしない」ことと「選択できない」ことには凄まじいギャップがあることを感じています。
日本にいたときは別に食べたい訳でもなかったアジア系の食事を作っては楽しんでいる毎日。そのうちの一部を参考にしたレシピとともに公開します。
塩鮭
焼くとうまい。が、最近はもっぱらこれを冷凍しておいて、朝に生米と一緒に炊飯器に入れて、多めの水と炊いて鮭粥を作っている。うまい。
炊飯器はちなみにamazonで€30くらいで買った「一定の温度で温めてくれる」程度の機能しかない安いやつです。めっちゃうまい米が炊けるわけではないが、煮込みなんかにも使えていい感じ。
なお、Picardに売っているイカとエビの冷凍のやつと米を炊くのもうまいです。ムール貝は粥には合わない。パスタにしましょう。
唐揚げ
食べ応え抜群! チキンレッグのジューシー唐揚げのレシピ動画・作り方 | DELISH KITCHEN
なんかフランスっていいサイズのもも肉ないですね?というかささみ多くないですか。
胸肉っぽいのもあるけどフランス語がわからないままなんとなく過ごしています。
こいつはももだろ…!!と明確なやつを唐揚げにした時のレシピがこちらです。でかいしちょっと焦げたけど楽しかったよ。唐揚げでしか取れない心の栄養が補給できます。
手羽先(の唐揚げ)
手羽先が好きなので、スーパーで出会って1kg買ってしまった。
なんか肉が多い。一番好きなカリッカリのいわゆる「持ち手」っぽい部分がなく、その代わりに肉側の部位が多い。
まあ、また出会ったら作ってもいいかなという感じ。カリカリのところ食べたかったな…。
キムチ
手作り万能ヤンニョムでスーパーで買った野菜たちをキムチにしていきます! - YouTube
作ってしまった…。一応Paris Storeの冷蔵庫エリアにあるのだけど、買うと高いし、なんかやたらと酸っぱくて。日本風の浅漬けが食べたいなら自分で作るしかありません。
前の記事でも言った通り、白菜は手に入ります。塩辛は手に入りませんが、私はParis Storeで売ってた冷凍の桜エビみたいなやつを炒って使ってみました。まあいい感じです。
唐辛子もParis Storeで買いました。キムチ用の唐辛子パウダーは、香辛料コーナーではなく韓国コーナー(?)に売っていました。もしも見当たらない時は韓国コーナーを見てみてください。
他の材料は適当に、ネギは玉ねぎにしたりしましたが、十分に美味しいです。
千枚漬け
正月
一番好きなのが千枚漬けなんですよね〜。普通のカブならそこらへんで売っています。紫色と白のやつ。味は普通にカブ。
ゆずが入ってるやつが好きなのですが、手に入らなかったので、先に塩漬け・水抜き・酢漬けのフローをやっておきました。近いうちにParis Storeに行ってゆずまたはゆず系の何かを追加する予定です。
糠漬け(パン漬け)
パンとビールで糠漬けができる!!みたいなやつをやった。確かにぬかっぽい味はするっちゃする。でもやっぱりちょっと苦い。
数年もつって人もいれば、数日・数週間まで、みんな言ってることがバラバラである。とりあえず自分で人体実験をするので、また後日報告できればと思います。
一ヶ月地点では、常に常温放置でやってるけど、お腹壊さなかったです。
豚骨スープ
フランスの豚肉ってやたらと骨付き。豚肉じゃなくても大体骨がついている。で、角煮用の肉を買ったら骨がついてたので、切り外して煮込んでみた。
ニラは普通には売っていません。前述のキムチ作るときにたまたま買ってたニラ(高級品)のあまりです。本当はもっと玉ねぎとかにんじんとか、香味野菜系の何かを入れた方がいいのでしょうが、もったいないのであるものを入れました。
炊飯器で煮込むこと6h。結果、普通に豚骨スープができました。楽しかったです。暇ならまたやりたい。
フランスでの生活で、返って「うおおあの日本食が食べたい!!作れないのか!?作れないのか!!??」となり、日本食やアジア食のスキルが成長しています。
面白い副作用ですね。楽しんでいきます。