myjink’s diary(みじんこの日記)

30歳、フランス大学院(経営・情報工学)留学中です

2年間、英語のハノンの使い方を間違っていた

30歳、これまで留学したことないし、英会話も習ったことないし、なんなら英語じゃない外国語専攻してて英語ブランク10年あった人間ですが、フランスでMSc(ビジネス情報工学/授業は英語)に留学中です。意識は低めで、キラキラしていません。毎日芋を食っています。

英語のハノンの使い方を完璧に間違っていたので、記念のブログです。

ちゃんと本の冒頭の「本書ドリルの進め方」を読んでいないそこのあなたも、多分間違っています。本に書いてない著者のtipsまとめてるので、読んでってください。

英語のハノンとは

英語のハノンは2021年7月に発売された英会話の練習用の本です。発売から2年ちょっと経ちますが、Amazonの英会話ジャンルではいま(フランス時間 1/18 0:13)でも3位と、人気の英会話の本です。

ハノンって言ったらピアノですね。ピアノは母がやってましたが、要するに指にピアノを染み込ませるための基礎連のことを指します。

その発想を英語に持ち込んだのが英語のハノンです。基礎連の本です。

 

 

私もこの本を購入してから1年半?もうちょっとくらい経つのですが、なんかどうも続きませんでした。こつこつやるの苦手なので。

とはいえ、直近英語のスピーキングに悩んでいたので、改めてやってみるか〜と使用方法を改めて調べてみたのです。参考書っていろいろ使い方があるものじゃないですか。自分でやり方考えるより、誰かが考えたいいやり方を真似したかったんです。

すると、「1日1ドリル」って言ってる人がいたんです。「1日1ユニット」ではないぞ、と。著者も推奨していると。

 

嘘やん、1日1ユニットしてました。

著者(横山雅彦先生)のハノンに関するツイート

特に本には1日1ドリルとは書いてないんですよ。ただ、著者の横山雅彦先生のTwitterにははっきりと書いてありまして。

ハノンは1日1ドリルでよいです

改めてお願いされてる…けど初めて知りました。本に書いてください!!!!

これは多分私の知らない情報がまだあるし、同じ勘違いしてる人、絶対いるわ…と思って、いくつかいいね数の多いものに目を通して、有益なものをまとめました。

TOEIC満点でも小学4年生くらいのレベル

私も中級持っています…だって…当時TOEIC800点あったから…。でも確かにUnit4くらいで「あれ…」になった記憶です。

ありがとうございます、そのとおりです!!!!!!!!!!

そう、ハノンは、英語を自らの血肉にして話すための本。そこで、TOEIC900点台は赤ちゃんということを覚えておくべき事実です。

下の表は株式会社アゴス・ジャパンが2017年に行ったTOEICTOEFLの点数比較表です。

TOEFLは1回n万円するので、多少なりとも対策はしているでしょう。それでも、TOEICスコア950-990点でも、SpeakingはCEFRにしてB2にも届かないくらいの点数が平均点のようです。

TOEICTOEFLの換算表(2017年株式会社アゴス・ジャパン調べ)

私もTOEIC905点ぽっちで留学来ちゃいましたけど、マジで赤ちゃんですからね。リーディング・リスニングはそんな困ってないですけど、スピーキングはマジで赤ちゃんですからね!!

ろくにアウトプットの練習してない、留学したことないTOEIC900点台、プライド捨てて大人しく初級です。日本にいると900点超えれば「はわわしゅごい〜」みたいな扱いされるし、そんな気がするけど、留学してわかりました。我々は赤ちゃんです。TOEICの勉強は、TOEICという点取りゲームで効果のあるものであり、実際の会話においてはろくに役立ちません。

何回でも言うけど、TOEICで900点ちょっと超えた程度のやつ、全員赤ちゃんです。大人しく初級をしましょう(ほぼただの自戒)

TOEIC700点くらいの人が簡単と感じるとしたら、やり方を間違えています

これ、最初読んだときちょっとよくわからなかったのですが、「本書ドリルの進め方」に最終ゴールとして「まったく文法を意識することなく、英語の意味に100%集中できるようになることを目指します」とあるんです。

言われてみれば、文章が私の血肉になっている感じはせず「へいへい、isはisn'tだろ〜中学校でやりました〜w」の域を出ていないことに気づきました。これが間違いです。そんなものは中学生でもできます。

ハノンで目指すのは、「否定文」って言われたら文章を否定文にできることであって、isなのでisn'tにすることではない。

英語を血肉化する

その前提でいたら、確かに1日1ユニットなんてできるわけがないんです。外国語を、私の脳に練り込む作業をするんです。

 

そのための本が、英語のハノン、だったのだ…!!

改めてやってみる

さっき気づいたばっかりなので、まだまだこれからやっていきます。

挫折しそうな気がしないでもないですが、むしろ1日1ドリルであれば取り掛かるハードルはかなり小さいので、日々のちっちゃいルーチン(「小さな習慣」を読んだ)に組み込んで行こうと思います。

とりあえず、5 or 6月に控えてる修論の口頭試験(英語)のために準備していくので、終わったあたりで成果の報告できればと思います!!!!

 

 

ちなみにnoteでイギリス英語版音声も売ってるよ!!(公式/PRではない)

私はいまこれを使っています。イギリスっぽい言い回しになってる文章もあって面白い〜!!おすすめ〜!!

note.com

ためにならないフランスでの料理日記(フランス料理ではない)

フランスに来てから、物価は高く、アジア系食品はさらに高く、いろんなものを手作りするようになった。大体日本の食品は3倍〜10倍の値段で売っていると思ってもらえればよろしいです。

渡航前はなんだかんだパスタとかパンとか好きだしなんとかなるだろと思っていたものの、「選択をしない」ことと「選択できない」ことには凄まじいギャップがあることを感じています。

日本にいたときは別に食べたい訳でもなかったアジア系の食事を作っては楽しんでいる毎日。そのうちの一部を参考にしたレシピとともに公開します。

 

塩鮭

cookpad.com

焼くとうまい。が、最近はもっぱらこれを冷凍しておいて、朝に生米と一緒に炊飯器に入れて、多めの水と炊いて鮭粥を作っている。うまい。

炊飯器はちなみにamazonで€30くらいで買った「一定の温度で温めてくれる」程度の機能しかない安いやつです。めっちゃうまい米が炊けるわけではないが、煮込みなんかにも使えていい感じ。

なお、Picardに売っているイカとエビの冷凍のやつと米を炊くのもうまいです。ムール貝は粥には合わない。パスタにしましょう。

焼鮭

唐揚げ

食べ応え抜群! チキンレッグのジューシー唐揚げのレシピ動画・作り方 | DELISH KITCHEN

なんかフランスっていいサイズのもも肉ないですね?というかささみ多くないですか。

胸肉っぽいのもあるけどフランス語がわからないままなんとなく過ごしています。

こいつはももだろ…!!と明確なやつを唐揚げにした時のレシピがこちらです。でかいしちょっと焦げたけど楽しかったよ。唐揚げでしか取れない心の栄養が補給できます。

唐揚げ(焦げている)

手羽先(の唐揚げ)

cookpad.com

手羽先が好きなので、スーパーで出会って1kg買ってしまった。

なんか肉が多い。一番好きなカリッカリのいわゆる「持ち手」っぽい部分がなく、その代わりに肉側の部位が多い。

まあ、また出会ったら作ってもいいかなという感じ。カリカリのところ食べたかったな…。

手羽

キムチ

手作り万能ヤンニョムでスーパーで買った野菜たちをキムチにしていきます! - YouTube

作ってしまった…。一応Paris Storeの冷蔵庫エリアにあるのだけど、買うと高いし、なんかやたらと酸っぱくて。日本風の浅漬けが食べたいなら自分で作るしかありません。

前の記事でも言った通り、白菜は手に入ります。塩辛は手に入りませんが、私はParis Storeで売ってた冷凍の桜エビみたいなやつを炒って使ってみました。まあいい感じです。

唐辛子もParis Storeで買いました。キムチ用の唐辛子パウダーは、香辛料コーナーではなく韓国コーナー(?)に売っていました。もしも見当たらない時は韓国コーナーを見てみてください。

他の材料は適当に、ネギは玉ねぎにしたりしましたが、十分に美味しいです。

キムチ

千枚漬

 

正月

jakyoto.com

一番好きなのが千枚漬けなんですよね〜。普通のカブならそこらへんで売っています。紫色と白のやつ。味は普通にカブ。

ゆずが入ってるやつが好きなのですが、手に入らなかったので、先に塩漬け・水抜き・酢漬けのフローをやっておきました。近いうちにParis Storeに行ってゆずまたはゆず系の何かを追加する予定です。

千枚漬け(の下準備の塩漬けのカブ)

糠漬け(パン漬け)

yonasato.com

パンとビールで糠漬けができる!!みたいなやつをやった。確かにぬかっぽい味はするっちゃする。でもやっぱりちょっと苦い。

数年もつって人もいれば、数日・数週間まで、みんな言ってることがバラバラである。とりあえず自分で人体実験をするので、また後日報告できればと思います。

一ヶ月地点では、常に常温放置でやってるけど、お腹壊さなかったです。

ただのパン

豚骨スープ

recipe.rakuten.co.jp

フランスの豚肉ってやたらと骨付き。豚肉じゃなくても大体骨がついている。で、角煮用の肉を買ったら骨がついてたので、切り外して煮込んでみた。

ニラは普通には売っていません。前述のキムチ作るときにたまたま買ってたニラ(高級品)のあまりです。本当はもっと玉ねぎとかにんじんとか、香味野菜系の何かを入れた方がいいのでしょうが、もったいないのであるものを入れました。

炊飯器で煮込むこと6h。結果、普通に豚骨スープができました。楽しかったです。暇ならまたやりたい。

豚骨とニラなど

 

 

フランスでの生活で、返って「うおおあの日本食が食べたい!!作れないのか!?作れないのか!!??」となり、日本食やアジア食のスキルが成長しています。

面白い副作用ですね。楽しんでいきます。

フランス大学院留学3ヶ月目、ためにならない日記

8月下旬からフランスの商業系グラン・ゼコールに留学しています。

ふらんす3ヶ月目となりまして、現時点の感想です。

 

Wordpressにブログ書いてたんだけど、色々めんどくさくて後ほど移行予定です。

 

うちの地域では英語はちょっと通じるし、みんないい人

私はフランス語が話せませんので、外での会話は基本的に英語です。

LilleとかRoubaixとかそのあたりの地域にいます。

店員さんで英語全く話せません!!って人は1/5〜1/3くらいの体感。

話せない人も、なんかステレオタイプ的な「英語しか話せない?帰れ」みたいなことはなく、みんな「ああっ、そうなのね、ごめんね、私英語話せない…!!でも頑張る!!」と言って抜群の笑顔と身振り手振りで話してくれます。

これは嬉しい驚きでした。フランス人はフランス語が話せない人にめちゃくちゃ冷たいって聞いていたから…。

私も店員さんも一緒にわちゃわちゃして、なんとか無事に会計終わらせて、Merci!!Bonne journée!!!!になることがそこそこの頻度で発生します。いい人たちだ。

 

白菜が売っている

白菜売ってたので鍋にした。

とはいえ高いな〜と思って母に値段の話したら、日本も高騰してて値段変わんなかった。

Choux chinois。中国キャベツ的な名前な気がする。

本当にどこにでも売っているので、週1くらいで買っている。

白くてでっかいやけに球体のキャベツはあまくなくて固くて美味しくない。食べられないまま放置している。どうしよう。

 

授業は案外なんとかなる

授業は英語です。

英語にそこまで自信がない。TOEICは900点オーバーだけど、ガチ英語勢ならわかっていただけると思う方もいると思うが、アウトプットの練習をしていないタイプの取るTOEIC900点は赤ちゃん。

私の体感としては、スピーキング・ライティングは生活にはまあ困んないわね〜の域を出ない。議論なんか、よ〜く考えて、噛み締めながら、ちょこちょこ話さざるを得ない。

ただ、正直うちの学科(ビジネススクールのデータ・AI系学科)は、言語が数学・Pythonという感じ。最悪、英語まったくわからんでもわかりそう。逆に、英語わかっても数学・Pythonわからないと辛そう。

結局はコンテンツとパッションかぁ…という気持ちになっている。

 

「よおチャイニーズ」と言われた

アジア系留学生、人口の都合でほぼ中国人なので、悪意0で「あなた中国人?」と言われるのは普通にある。それは仕方ないっていうか、私もヨーロッパの人間区別つかないから、そんなもんだと思う。

10月下旬、ちょっと治安悪いなって感じの道歩いてたとき、初めて悪意を持ってチャイニーズと言われた。言ってきたやつ(黒人だった)はニヤニヤしてたが、Airpods付けてたので無視した。

思いの外ショックはなくて、どちらかというとスーパーの切り身にアニサキスを発見したときのような興奮があった。「あっ、ニュースで見るやつじゃん!マジでいるんだ…!」みたいな。

初めて明確な悪意に触れて、外でそんな差別アピールして恥ずかしくないんかなとか、教育受けられなかったのかなとか、周囲の環境がそうさせるのかなとか、なんかいろいろ考えたりしました。

日本にいる頃から付き合ってるイギリス人の恋人に「そんなことがあってね。環境に問題があるのかな、嫌なことでもあったのかな」と話してみたら、「君の安全のために言っておくと、世の中には純粋な悪も存在するよ。環境や機嫌ではどうにもならないような。気をつけてね」と言われた。難しいね。

 

世界が近い

これまでは、ニュースで「〇〇(任意の外国)でよくないことがありました」とあったときに、友達にも別に外国行ってる人とかおらんので、「ほ〜ん…」で終わってた。下手したら「無」だった。

Twitter生活が長いため、政治も経済も大嫌いなタイプだった。よくわかんないことでみんな怒ってんな、暇なんかな、みたいな、よくあるタイプの無関心である。選挙には行ったり行かなかったり。\今はクラスメイトのなんちゃらさんのご実家があったりする国なので、「え、大丈夫なのか?」のあとに「なんでそんなことになった」がくっつくようになった。

一生政治興味持たんと思ってたのに、まさかデータの勉強するぞ〜って留学して国際政治とか気になると思わなかった。

いまはそもそものメインの勉強のインプット量多すぎて間に合わないからできないけど、戻ったらちゃんとこれまでの人生で無視してた分、勉強したいなと思った。

留学してた人がみんな国際とか政治とか言い出すの、恥ずかしながら「意識高いねえw」程度にしか思ってなかったけど、そっか、クラスメイトとか友人の家のある場所になるんだな…。

 

多分滞在1/3くらいになりました。

授業は基礎が終わって、こっから実践やってこ〜な!ってタイミングです。12月半ばに期末試験、1月からは本格的に修論執筆でしょう。生きて帰るぞ〜〜。

フランスで出生証明書を郵送経由で請求してみた

ラノベみたいなタイトルになりましたね。フランスで出生証明書を請求した記録です。

こんにちは、留学生活真っ最中です。

長期留学生はセキュリテ・ソシアルの申請は必須。その際、出生証明書が必要です。

しかし、実は出生証明書という文化は日本にはありません。戸籍がだいたいそれに相当するのですが、そのままは使えません。

そのため、今回は在仏日本大使館に郵送経由で請求しました。ちなみに受け取りは来館限定です。

郵送での申請については日が浅いのかブログがなかったので、書いてみました。お役に立てれば幸いです。

アポスティーユについて

一応、セキュの申請については、アポスティーユ付きの戸籍でもできるっぽいことは知っていました。しかし、出発前のドタバタで諸々の手続きでヘトヘトになっていた私。とりあえず、日本からの戸籍謄本を持参してフランスに来ました。在仏日本大使館がなんとかしてくれるのはwebサイトで見たので。

私は北フランスのリールに住んでいます。そのため、出生証明書を手に入れるためにパリまで足を運ぶのは少々遠く感じました。しかし、在留届を出していれば郵送での請求が可能との情報が大使館のページに。なので、初日は手続きなどそのまま放っておいて、重い荷物を転がしながらダッシュでパリをあとにしました。いや、せざるを得なかったのですが。

必要書類について

在仏日本大使館郵送での出生証明書申請のページにも記載があります。しかし、念のため引用です。いつか数年後に見るあなたは、ちゃんと公式webサイトでチェックしてくださいね!

1.証明すべき戸籍原本
2.申請書(ローマ字にてご記入ください)
3.日本国旅券(パスポート)のコピーおよびフランス滞在許可証のコピー(原本は送らないでください)  
4.両親、配偶者が外国籍の場合は、パスポート、出生証明書、Livret de Familleなど氏名の綴りを確認できる書類のコピー

https://www.fr.emb-japan.go.jp/itpr_ja/yuso.html

私は両親・配偶者について該当しないので、1から3までを提出。

戸籍原本

1については、前項でも述べた通りただの戸籍原本(全部証明)を持っていきました。アポスティーユなし。普通に市役所で取っただけのやつ。いくつかアポスティーユついてないと駄目というブログもありましたが、結果OKでした。

申請書

2はサイトに記入例があります。

ですが、フランス語わからない場合は、事前に日本で印刷して持っていくといいです!!

初留学で知ったんですが、フランスにはコンビニなんてない!!一応、コピー屋さんはある。しかし、英語でコミュニケーションできるかわからなくて、怖くて行けなかった!!

結局、フランスのコピー機の使い方わかんなくて、学校が始まってレクチャーあるまで待つことになりました。不安のある人は日本で印刷して持っていきましょう。

パスポートとビザのコピー

3はまあそのままですね。パスポートの先頭の写真のページと、フランス滞在許可証。つまり私の場合は学生ビザのページのコピーを送りました。一応カラーコピーしたやつです。

いざLa Poste(学校内)へ

滞在も3週間か4週間。無事にメトロも乗れるようになった私は、やっとLille Flandresに行けるように。これでパリに行けるぞ!というやる気とともに、重い腰をあげてLa Poste(フランスの郵便局)へ。

幸い、私の学校内にLa Posteが設置されており、英語での手続きが可能でした。

(余談:フランスって英語話してくれないって言いますよね。英語で話しても無視されるとか。でも、私Lilleに来てから「ごめんねフランス語喋れないの」って英語で話して、嫌な思いをしたことはないです。みんな「あら~~っ、私、ちょっとなら英語喋れるよ!!」って笑顔で手続きしてくれます。ごめんな…ありがたいな…。だからきっと普通のLa Posteでも大丈夫…Lilleいい街…)

Lettre Recomendéeで送る

ここでのポイントは、「Lettre Recomendée」を利用すること。これは、日本でいう追跡付き書留のようなもので、安心して重要書類を送れる方法としておすすめです。

封筒はその場で買えるので、送りたい書類だけ持ってれば多分大丈夫!

専用の封筒の代金も含めてで5.89ユーロと他に比べるとお高め。その代わり、補償付き&大切な書類の流通状況をざっくりと追跡することができます。日本みたいにいま〇〇県XX市だよ~とか具体的な場所まではわからないものの、とりあえず紛失してないというのがわかる安心感はある。

実際の追跡画面

月曜の夕方、その日の手紙の回収が終わったあとの学校で書留の手続きを完了。その日のうちに追跡ができるようになりました。次の火曜日にはLa Posteが手紙を回収し、木曜には在仏日本大使館に届けられたという通知が。何故か何度も…メールも5回来ています。

大使館からの連絡

木曜日の昼過ぎに受領通知がLa Posteから来たものの、大使館から来るらしい受領の連絡はその日のうちはなく。

すると、金曜日、授業中に電話が。番号を調べたら日本大使館でした。その時は電話に出ることができませんでした。しかし、幸いその数分後には大使館から受領した旨のメールが。

その中には、「受け取りました」「いつ受け取りに来てね」「手数料は9ユーロを現金で」といった内容が、日本語で記載されていました。ありがたいな。

発行にかかる時間

大使館のwebサイトにも記載されている通り、出生証明書の発行には、受領翌日を1日目として、5開館日が必要です。

メールの連絡に月曜日に受け取るようにと連絡が来たあたり、実際に大使館が書類を受け取ったのは木曜日というカウントのようです。

来週月曜日が日本の祝日でお休みなので、金曜日、そして来週の火曜日、水曜日、木曜日、金曜日。その後の受け取り。

差し出しから丸2週間といったところですね。案外かかったなあ。

というわけで、再来週の月曜日に出生証明書を受け取りに行く予定です。せっかくパリに行くんだし、香水などのショッピングも楽しんでこれればと思います。

フランスのLille(リール)でメトロに乗る

滞在3週間目の月曜日夕方です!!Bonsoir!!一昨日やっと勇気を出してフランスのメトロに乗ってきました!!

なので、今回はフランスのLilleのメトロの乗り方編です!

Lilleのメトロの提供はiléviaという交通機関。他にも、Lille周辺でTramやバス、自転車などを手広く提供しています。

メトロについては、事前情報が「フランスのメトロにはスリがいる」だけで、Lilleの場合どうなのか、券売機とか一緒なのかがわからず、フランスは初めて&フランス語がわからないのでず〜っと様子を伺っていましたが、やっと…!!

YouTubeにもブログにも、Lilleに限定した情報はなかったので、将来の留学生とか旅行者の参考になると嬉しいです♡

フランス(Lille)のメトロの券売機の使い方

一番怖いのはこれですよね!だって私、フランス語できないし、ルールもわかんないし。

パリのメトロの乗り方は何人も動画やブログで紹介していたので予習済みでしたが、リールも一緒なのか…?と震えながら買ってきた結果をご報告します。

これがメトロの券売機です!!左上のところにイギリス国旗があるのが見えますか?それをタップすると英語になります。

別にフランス語使えるよって人はそのままどうぞ。

英語に切り替わりました!!わ〜い読めるようになった😂

次にPurchaseを押します!

ふたつあるうち、Ticketのほうを選択しましょう。どうやら右側のは説明読む限りは無記名suica的なやつっぽいですね。

次に、おそらくほとんどの場合は一番上のTrajet Unitaireを選択します!

フランスの切符って時間制らしく、このUnitaireを購入することで1h乗り放題です。面白いですね。

めっちゃ近い場合はZAPのほうでもいいかもしれないですね。3駅って書いてある気がする(使ったことはない)

次に、枚数を選択して…。

最後に、払う!!2ユーロ!!

払い方は、現金・カードは少なくともありました。ちなみに、カードはタッチ決済が可能なので、カードのサインのやつにタッチ決済カードをペッてやるだけで購入できます〜。

やっとチケットゲットだぜ!!!

フランス(Lille)のメトロの乗り方

結構人がいた日だったから、失礼になるので写真撮れなかった…すみません。後日気が向けば写真追加します。

[2023/09/16: 追記]

ゲートの写真取ってきました!

こんなぺらぺらの紙タッチしてどうなるんだよ…ICどこだよ…という気持ちを堪えて、タッチっぽいマークのところにpass passをかざすと通れます!

[2023/09/16: 追記ここまで]

さっきの紫のカードがどうやらICチップかなにかが入っているのか、日本でいうICカードをタッチするっぽいところにかざすと、そのままゲートをくぐれます

どうやら、他のブログの情報だと、乗る前に切符にスタンプを押す機械があるよ〜とかありましたが、いまはないっぽいです。仕組みが変わったのかな?

普通に電車に乗るだけ。簡単ですね。

ちなみに降りるときにはタッチは不要です!

じゃあキセル乗車し放題じゃん、と思ったのですが、どうやら友人の話によると、抜き打ちチェックが入ることがあるらしく、そのときに不正をしてるとすごい罰金が来るとかなんとか…。

清く正しく生きてれば関係ないですね😂ただ、なくさないようにご注意を!!

2023/09/16追記:チャージしてみた

カードにrechargeableって書いてあったので、今日お出かけついでにチャージもしてみました。

とても簡単!

チャージっぽいのを選択するとこんな画面が出てくるので、下のポケットにpass passを突っ込みます。

次は、unitaireをどれくらい買うかを選択して払うだけ。今回は普通に1にしましたが、もっと買えそう?大きいイベントとかあるときは先にチャージするといいのかもしれませんが未検証です。

そして、前回それどころではなかったので気づけなかったのですが、チケット購入の際にカードのデポジットとして0.2ユーロを支払っているようです。なので今回は同じTrajet unitaireでも1.8ユーロ!

まあそんなに大した金額でもないですが、使い回せるなら使いまわしたほうがよさそうです。

OuiGoでフランスのシャルル・ド・ゴール空港からリールまで

一昨日フランスに着きました。なぜか初日からホームシックをしてましたが、とりあえず落ち着きました。何だったんだアレは…。

今回は、OuiGoを使っての移動方法についてご紹介します。シャルル・ド・ゴール空港からLille Flandre駅まで、移動しました。ちなみに、OuiGoはフランスの新幹線的なものであるTGV、それのLCC的なものです。

OuiGo事前準備:Trainlineアプリでチケット購入

さて、今回はチケットを買うに当たって、Trainlineというアプリを利用しました。

ですが、OuiGoに乗りたかったというよりは、Trainlineをダウンロードした後に見つけました。

渡航前にフランスのAppStoreのランキングを見ていたときに、高評価を受けている乗り換え検索アプリとして発見しました。

このアプリを使うと、OuiGoのチケット購入も簡単です。おそらく、特に説明はいらないと思うので、アプリをダウンロードしてみてください。

どうやら、他のフランス渡航者の人のブログを見るに、前はOuiGoのチケットを買うときはフランスのクレジットカードが必要だったようです。しかし、今回は日本のカードでも問題なく購入できました。変更されたのかもしれません。

ただし、そもそもTrainlineがフランスのAppStoreでしかダウンロードできないとかあるかも。 その場合は、海外アプリのインストール方法をググってみてください。ちなみに、iPhoneだと、海外用にApple IDを別に作る必要がありました。

大きめの荷物や、席指定はオプション

大きな荷物を持っている場合、事前にオプションを購入しましょう。

ちなみに、私は90Lの大きなスーツケースを持っていたので、オプションを追加しました。機内持ち込みサイズのスーツケースやリュックは基本の契約に入ってたので問題なし。しかし、それ以上のものについては、事前にオプションを付けておく必要があります。当日見つかった際は追加料金がかかる可能性が。

また、座席の位置もオプションで選べます。スリが有名なフランスのため、私は荷物が見やすい席を選びました。90Lのスーツケース盗る人がいるのかはしりませんが…笑

ちょっとお金を多めに払うだけで安心を買えるのでオススメです!

空港到着後の動き

 私がフランスに到着したのは9:40。OuiGoのチケットは11:28に予約していました。日本の感覚でいたので、なんかちょっと時間空いてて暇そうね〜くらいに思っていましたそんなことはなかった…。事前に時間をしっかり確認し、余裕を持ったチケットを選ぶことをオススメします。

チケットは飛行機到着から2時間半以上後のものが安心かも

シャルル・ド・ゴールに飛行機到着後、荷物を取りに行ったのは9:55くらい。そこまではスムーズだったものの、荷物受け取りの電光掲示板にはdeleyedの文字が。結局、私の荷物が出てきたのは10:43…。

OuiGoのチェックインの締切は乗車30分前のため、タイムリミットは10:58!他の方が書かれたブログによると、ホームへの移動には15分程度かかるらしく。方向音痴の私は心臓バクバク!でも、(ほぼ)ダッシュした結果、ギリギリ間に合いました。

ちなみに、こちらの方のブログを参考に予習していました。なかったら間に合わなかったと思う…ありがとうございます!!!!

🇫🇷シャルル・ド・ゴール空港からTGV乗り場への行き方

いざチェックイン

さて、なんとか着いた後、乗車予定の35分前くらいから、駅員さんがアナウンスを始めました。ゲートは3-5のところだったかな?

Lille Flandre行きはここだよ〜と言っていましたが、英語だったかフランス語だったかは覚えていません。私のフランス語レベルはA1未満だけど、普通に理解できたので、おそらく英語?しかし、駅員さんたちも旅行者には慣れていると思うので、英語を話せるならそんなに気にしなくてもいいでしょう。

ゲートを通ったところに受付の人がいるので、Trainlineのデジタルチケットを見せ、ゲートを通過します。おそらく、荷物のサイズや数もおそらくここでチェックされています。ここまでに荷物などの追加オプションは追加しておきましょう!!

(チケット変更がそもそも乗車30分前までだったので、オプションもゲートを通る前までしか変更できないかも…)

OuiGo車内の様子

シートの広さは、飛行機のエコノミークラスより少し狭め。でも、たかだか1hくらいなので、困るほどではないです。ちなみに、小さいお子さん連れのご夫婦が隣の3列シートにいましたが、そっちはのびのびしてそうでした。

小さいスーツケースと持込みのハンドバッグ類は、足元とかに置きましょう。

預け入れ荷物はかなりぎゅうぎゅうになるので、早めに並ぶことをオススメします。ですが、早く並ぶと荷物があとの人に埋められてしまうので、この辺は好みかもしれません。

こんな感じでした。通路まで埋まっている…。

 以上、シャルル・ド・ゴール空港からLille Flandre駅への移動方法についてでした。何もトラブルなくてよかった〜!!

 移動にかかった金額はオプション込みで6000円くらいかな?OuiGoはコストパフォーマンスが良く、使いやすいのでよかったです。今度はパリに行くときにでも使ってみようと思います!

英語じゃないヨーロッパ言語を専攻するということ

この記事は、英語以外のヨーロッパ言語を専攻したいなって思ってる学生向けです。たまたま見つけてくれるといいなと思って書いています。

私は大学でドイツ語を専攻していました。就職や他の場面での活用を考えているわけではありませんでした。ただドイツ語の響きが好きだったからです。

一応英語も好きでしたが、自分で勉強できる教材なんてたくさんあります。なので、わざわざ大学で学ぶ必要性を感じていませんでした。私にとって言語はコミュニケーションツール。別に英語のその先の言語学にも文学にも興味はありませんでした。一応、新聞程度は読めるので、それで十分だろうと少し驕っていた部分もあります。

卒業から10年弱!改めて、英語じゃないヨーロッパ言語を学ぶメリットとデメリットについてお話させてください。

英語じゃない言葉を学ぶメリット

まず、メリットから!

言語を学ぶ環境としての素晴らしさ

英語よりも好きな言語があって、それを選択するという前提です。自分が好きなことを勉強できるため、学習の楽しさや知識の吸収スピードが段違いです。

また、大抵の場合、ドイツ語の授業ではネイティブのドイツ人教師が教えてくれます。これは日本ではあまり得られない貴重な環境だと思います。英語話者がいる場所はある程度ありますが、ドイツ語話者と出会うのはなかなか難しい。

それに、言語のプロから、新しく言葉を学ぶことができるチャンスでもあります。もちろん、一般的な中学校の先生は教育学の面ではプロでしょう。しかし、特に公立の学校では、先生自身がそんなに英語が得意ではないことが多いです。

https://www.mext.go.jp/a_menu/kokusai/gaikokugo/1351631.htm

これは文部科学省が平成25年…まあ随分前ですけど、その頃に行った調査の結果です。TOEIC730点以上を持っている先生が30%もいないと書かれています。

大学では言語学やその言語の文学のプロからの知識を得ることができます。当たり前のようにCEFRのレベルはC2以上です。その上、学校外の日常会話では得られない貴重な情報がたくさん最高です…。

ちょっとオタク的に嬉しいこともある

また、ドイツ語という言語にはファンタジー作品などで使われている場合もあります。そのため、ドイツ語の単語やキャラクターの性格とリンクして楽しむことができます。葬送のフリーレンはfrieren(凍る)が元になってる。など、名前でキャラクターの性格とかがわかる。なので、まあ、楽しいですが、稀にちょっとネタバレ食らった気持ちになったり。それでも楽しい。

英語じゃない言葉を学ぶデメリット

一方、デメリットもかなり存在します。むしろ、実益主義的な人ならメリットよりデメリットのほうが大きいです。

維持する環境を整える難しさ

まず、ドイツ語についてはメンテナンスが難しいことが挙げられます。相当気合がないとめっちゃ忘れます。

ドイツ語の教材はまだ少なく、日常的に触れる機会も限られています。私が現役の頃と比べると圧倒的に教材は増えてきています。それでも英語の数分の一です。私の頃なんて市販の日本語対訳がついた単語帳、なかったんじゃないかな…。たった10年弱前なんですが。

また、英語であればNHKのラジオとか英字新聞とか、対訳で学べるニュースがあります。しかし、ドイツ語は多分ないです。英語なら、podcastなんかを聞いてれば世界の時事問題と一緒に復習ができる。しかしドイツ語は段違いにメンテナンス面倒くさいです。

英語ができればDeutsche Welleなんかを使って復習するのもありですかね。でも、ドイツ語専攻するってことは英語を勉強する時間をそちらに割くということ。結局ドイツ語メンテ用の英語力は手に入らないまま卒業しちゃったり…のほうがあるあるかなあと思います。

このようにメンテナンスにはかなりの努力が必要です。私は現役の頃はおそらくB1〜B2レベルだったと思います。最近8年ぶりにA1の教科書を読んでみたら全然分からず、泣きそうになりました。辛すぎてその本買いました。フランス留学前で、フランスの日常会話と、あと授業用の英語やらなきゃと思いつつ、スキマ時間でちょっとドイツ語の復習してるけど、基礎単語とか普通に忘れてて辛い。なんもわかんない…。

就職では使えないと思った方がいい

当たり前ですが、就職で直接ドイツ語を活かす機会はほとんどありません!!

一応探したこともあるけど、ドイツ語を使用する職場は稀。しかも大半の人は大学で専攻したくらいだとB1レベル程度にとどまります。ビジネスの会話ができるようなレベルには到達しません。MARCHレベルの大学でドイツ語専攻をした友人の中でも、みんな学校で優秀な子たちだったけど、TestDaFを取得した人はいるかいないか程度…。もっと上の大学なら違うんですかね。

また、例えドイツ語の強い資格を持っていても、その価値を理解されることは難しい。例えば、「TDN5(TestDaF Niveau 5)」と言われても、ほとんどの人には何のことか分からないでしょう。一方、TOEICスコアが900点あると、「すご〜い!」と驚かれるでしょう。でも、実際のところ、TDN5はCEFRの評価で言えば、TOEICでは計測できないほど高いレベルだったりします。

TOEICのほうがコスパいいんですよ。ちなみにTDN5はTOEFLのほぼ満点レベル。

採用者が興味持って調べてくれたら気づいてくれるかもしれません。しかし、少なくとも新卒採用で倍率がン十倍〜とかのとき、いちいち調べてくれますかね。

ただし、新卒のときと、第二新卒くらいまでの転職であれば、ほとんどの場合「なんでドイツ語を勉強していたの?」と聞かれるため、そこで面白い話をすることができれば印象に残ることができます。

私の場合、高校受験が終わった後に外国語に手を出しましたが、その中で一番ドイツ語が好きだったので、頭のおかしいやつとして覚えてもらえました当時、フランス語、イタリア語、ロシア語、ドイツ語の4つをさらっと舐める程度に学んでましたとか抜かしたので、なおさらインパクトがあったのかもしれません。もうなんも覚えていないけど。

ただし、就職を考えるならば、普通に英文科で英語をペラペラにするか、英語に自信があるならば別の学科に進みながらTOEICTOEFLの対策をする方が良いでしょう。

役には立ってないけど、後悔はしてません!

それでも私はドイツ語を学んで良かったと思っています。なんも「実益!!!!」みたいなものはありませんが。

突然のちょっとしたエモなんですが、久々に学び直したりすると、古い友人と会ったような懐かしさや心地よさを感じます。まるでアルバムを開いたかのような…。少しずついろんなことを思い出す快感があります。

また、やっぱりドイツ語を勉強するには専門の機関や教師が必要ということです。一応ゲーテ・インスティトゥートとかありますが、趣味として社会人になってから通うのは金銭的な麺でも大変…。英語の場合、多くの教材やYouTubeの解説動画、レベル別の学習アプリなどが存在します。しかしドイツ語はそれが難しいので、やっぱり先生とか専門機関があるといいですね。一応Duolingoとかあるけど、簡単すぎますし、本屋に行っても参考書の種類が少ない。よって、自分にあう楽しい教材を見つけるのが難しいです。

要するに、ドイツ語に限らず、自分が好きなことを好きな時に思う存分学んでおくといいですね!!!!